ノット10m
ペナルティキック、フリーキックを蹴る時は、守っている側のプレーヤーは、ボールの蹴られる地点より自陣に10m以上戻らないといけません。
10m戻らずにプレーに参加するとノット10mの反則になります。もし10m戻る前に素早くキックしてプレーを再開された場合は、10m以上戻っていたプレーヤーが、10m以上戻れなかったプレーヤーより前に進んだ(追い越した)時点でゲームに参加できます。
この反則をすると、最初に反則があった地点から前方に10m進んだ地点でペナルティキックが与えられます。
ノット10mの反則後のキックでは、守っているプレーヤーが10m以上戻るまで、審判はゲームを再開してはいけません。(ノット10mの繰り返しで、どんどん前に進むということはありません)。
プレースキック
地面に置いたボールをキックすることを言います。地面にそのまま置くことはもちろん、砂や定められたティーを使用してボールを設置しても構いません。また、風雨が激しい時などには、ボールが倒れないように味方が支えておく場合もあります。
ノーサイド
試合終了のことを言います。試合が終わると、敵味方の隔てはなくなります。ノーサイド(No-Side)、壁がなくなる、そういう意味でラグビーの試合終了の笛は吹かれます。
このノーサイドの笛が鳴れば、敵も味方も関係なく、同じラグビーを愛する者として、健闘を称え合う。ラグビーという球技を表す最も象徴的なものが、このノーサイドです。