アメリカンフットボールの防具

アメリカンフットボールの防具について説明をします。まずは「ヘルメット」これは誰もが知っている事ですが頭を守るものです。
基本的なヘルメット外側は堅いプラスチックで出来ていて内側は頭を守るために柔らかいスポンジで出来ています。
中には空気を入れる事でクッションをつくっているものもあるようです。アメリカンフットボールヘルメットは頬の部分にもパッドがついています。
フェイスガードもついていてバイクのヘルメットとは違って中は少しだけ硬くなっています。

2つ目はショルダーです。これはヘルメットと同じくらい大事なものです。外側はプラスチック製で中はスポンジで覆われています。
3つ目はマウスピースです。アメリカンフットボールは激しくぶつかり合うスポーツです。ですからマウスピースは必需品なんです。
そしてパットです。腰と腿、膝にパットをつけます。タックルされる競技ですのでパッドの役割はとても大きいのです。

ダウン、ドライブ

アメフトでは、両チームが攻撃側と守備側に分かれ、攻撃側には4回の「プレー」(正確には「スクリメージ・プレー」)で10ヤード進むことが義務付けられます。
この4回のプレーを行う権利をルール上、「ダウン」と呼びます。4回のダウンは1回から4回まで、ファーストダウン、セカンドダウン、サードダウン、フォースダウンと呼ばれます。
攻撃側は、この4回以内に10ヤードさえ進めば、1回目で進もうと4回目で進もうと、改めて4回の攻撃権が与えられ、その時点から再びファーストダウンとなります。これを「ファーストダウンの更新(ファーストダウンの獲得)」と言います。

逆に、4回目の攻撃(フォースダウン)でも10ヤード進むことが出来なかった場合、その地点で攻守交替となり、それまで守備側だったチームが攻撃側としてファーストダウンが与えられます。
攻撃側は、4回以内の攻撃で10ヤード進み続けて攻撃権を更新し続け、最後はタッチダウンもしくはフィールドゴールによる得点を目指します。一方守備側は、対戦相手の前進を阻止し、攻守交替を狙います。
なお、攻撃側は1回の攻撃でいきなりタッチダウンを目指すこともできますし、ゴールライン(エンドゾーン)まで10ヤード未満になった場合はタッチダウンすることが義務付けられます。

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